Shanghai Expo 2010 

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世界軸(入り口)
Expo
会場の中央を貫くメインストリート

9月にお休みを取り、奥さんと一緒に上海万博を見に行きました。
上海へは何度か出張したことがあり、その際に現地の中国人スタッフの方から、上海万博はすごいからぜひ見るべきだと薦められたことがきっかけです。
母国の万博を外国人に薦めたいのは当然のことですが、それを差し引いても、これだけ大きな万博はおそらく、人類史上無いだろうと(少なくとも私が生きているうちは)と私自身感じたためです。


世界軸(巨大テントの下)

兎に角広い。 JTBの人(中国人)に教えて頂いた話によると
”8時半に並ぶのも9時半に並ぶのも同じです” ”どういう意味????”
日本語間違ってるのか?と思いましたが、これは正しくて、要するに

『あまりに会場が広いので9時半には並んでいた人が、全て中に入ってしまうので、9時半に行けば入り口に人は居ない=直ぐ入れる』

確かに人気パビリオンには長蛇の列がありますが、会場内に入ると空いていて、休む場所を見つけるのにも苦労した愛・地球博と比べると大変快適でした。

会場の中央に位置するのが中国館です。 赤くて、非常に巨大です。
入館するためには、開門前から並んで、整理券をゲットする必要があるということでした。この中国館は閉会後もそのまま残るとJTBのガイドの方が言ったので、今回はあきらめました。

 

中国館は整理券方式なので除外した人気ランキングによると、一番人気なのが、左のサウジアラビア館です。ちなみに2番人気は日本館。人気ランキングは、かけた費用の順に大体一致しているそうです。
一番人気は抑えようと頑張って並んで見学しました(2時間半)。

内部天井

待ち行列は建物内部に続き、旋状のスロープを登って最上階へ行くと、全面スクリーン映像の中を歩く歩道に乗って移動するという展示になっています。日本でもおなじみのIMAX映像でサウジアラビアの風景と音楽が大迫力で再生されます。流石サウジアラビア、お金がかかってます。 (当然撮影禁止なので想像してみてくださいね。)

日本館

日本館です。”蚕島”と呼ばれています。時間的に展示を見ることは出来ませんでした。 今回は外観が見られればそれで良いのでその点はしっかり見てきました。

 

ベルギー館

 

そして、仕事の関係上どうしても間近で見たかったのがベルギー館です。1Fがベルギーの紹介とチョコレートなどの物産の紹介。 写真の膜構造のオブジェの内部を通って2Fに上がるとベルギービールの飲めるレストランがあります。

 

会場内に在った巨大パンダのオブジェです。
会場内には色々なオブジェがあり、結構楽しめます。 休憩スペースも十分あり、レストランなども待たなくて入れるなど、神戸ポートアイランド博(1981)、つくば博(1985)、愛・地球博(2005)の混雑と比べると、格段に快適な博覧会で、万博は混雑するものだという私の経験を覆す万博でした。