群馬福岡

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群馬県

福岡県

小学館国語辞典より

関東地方北西部の県。上野国にあたる。明治四年の廃藩置県により上野国の大部分に群馬県が成立。同六年入間県と合併して熊谷県となり、同九年熊谷県から分離すると共に、栃木県から邑楽・山田・新田の三郡を編入して現在の県域が定まる。県庁所在地前橋市。

九州地方北部の県。筑前・筑後の二国と豊前国の一部とからなる。明治四年の廃藩置県により、福岡・三瀦(みずま)・小倉の三県が成立。同九年に三瀦・小倉の二県は福岡県に統合されて、現在の県域が定まる。県庁所在地福岡市。

方言

上州弁

 

そうだんべー:そうでしょう

するべー:しましょう

など語尾に「ベー」がつく。が、戦後世代の人で使う人はごくまれで、純粋な上州弁?は、すでに絶えているに近い。 山間部で新潟弁や相馬弁と混在して一部残っているように感じる。

博多弁

 

信号赤ばい:信号あかだよ

しっとーとたい:しってるよ

語尾に「ばい」や「たい」が付く。 その他多様な単語も残っていて、標準語からの翻訳ソフトも現存し、まだ現役バリバリの言語といえる。当然、妻も話す。

産業

浅間山が近く桑の栽培に適した水はけの良い火山灰土壌のため、昔から養蚕が盛んで、絹織物など繊維産業が発達した。明治政府の富国強兵制度下で富岡製糸工場などが建設される。女性は農閑期の冬場に、はた織りを行い経済収入が有る為、家庭内での女性の地位が昔から高い。夫が妻の収入に関して口出しすることはあまりなく、「うちのかかあは天下一だ」と誉める習慣がある。 「上州のかかあ天下」はこれに由来する。 女性の収入は冠婚葬祭の際に活用されることが多く、さらに女性の地位を確固なものにしている。

日本三大帯地産地、桐生織の産地である桐生が有る。

古くから、中国大陸やアジアとの貿易拠点として栄え、近代では明治政府により八幡製鉄所が建設され、石炭・製鉄などの重工業で栄える。 福岡の町を歩くと、日本語、英語、ハングルが眼につく、妻いわく、国際都市なのだそうだ。 日本のリバプールという人も居るらしい、ビートルズを生んだリバプールと、70年代に井上揚水やチューリップを生んだ福岡は似ているらしい。 妻に言わせると、チェッカーズと松田聖子を生んだかららしい。 うーん。80年代はこの組み合わせになるのだろうか? 私には難しい。

 

日本三大帯地産地、博多織の産地である博多が有る。

餅の形

切り餅なので四角

丸餅

名物

ガトーハラダのラスク、焼き饅頭、

酢饅頭を串に刺して甘いたれを付けて焼いたもの。博多出身の妻が気に入り、群馬に帰省した際に必ず食べに行く、忠治茶屋本舗のページ(通販あり) 

http://www5.wind.ne.jp/fisherman/ch/order/omiyage.htm

 

本当の味が、お土産として遠隔地へ持ち運べないことが全国区でメジャーになれない原因だが、美味い。甘いもの好きには堪らない。

お土産ではないが、世界に4つしかないハーゲンダッツの工場が高崎にある(ガトーハラダの近所)。

からし明太子。 ひよこ。 など

 

「ひよこ」は博多のお菓子なのだが、関東では「東京みやげ」としてテレビCMが盛んに流されたので、東京のお菓子でもある。福岡の人には悪いが、販売元(経営上は別会社らしいけど)が東京銘菓とCM打って、すでに本家福岡より売上があるので、「東京銘菓ひよこ」でもいいのではないだろうか。そう言うと妻は怒る。

 

人口

 「ちからあわせる200万」

 

群馬県には上毛カルタというカルタがあり、小中学生は学校でみなこのカルタをする。 このカルタには、群馬県の偉人や特色が書かれている。 その「ち」が「ちからあわせる200万」なのだ。 上毛カルタにおいて、この札だけは当然変わる。私が小学生の頃は「ちからあわせる180万」だった。 群馬の人口が知りたいときは、小学生の子に、「ちから合わせる?」と聞くとすぐ教えてくれるので便利だ。

 

約500万人

面積

6363平方キロメートル

4968平方キロメートル

交通

東京からは上越新幹線で高崎まで1時間。飛行場は無い。 

冬は上州名物の空っ風が吹くため、自動車での移動が欠かせない。 ドライブスルーのクリーニング屋など、ドライブスルーのサービスが全国に先駆けて普及した。

就職や進学に向けて高校3年の夏休みに、教習所へ通う人が多い。免許が無いと通勤通学もできない過酷な場所である。

就職祝いというと自動車という土地柄である。おそらく日本でもっともモータリゼーションの進んだ地域であり、自動車で行動しやすい用にできている。 私は、群馬の広い駐車場に慣れているので、全国的なサイズの駐車場への車庫入れは未だに苦手だ。 

東京からは東海道・山陽新幹線で6時間(のぞみは5時間)くらい。飛行機だと2時間弱。

地下鉄に直結した空港など整備された都市交通と、屋台のミスマッチが形作る福岡の町は、人間の本能的な欲求を満たした結果の形なのかも知れない。 この点については、地下鉄で移動して屋台で飲み、町を歩かないと理解できない。

祭り

イベント

・前橋初市まつりなど。 全国的に有名な祭りは無い。

 

・元旦にテレビ中継される元旦マラソンは群馬県の館林から前橋までを走る。

 

・上州戦争(中曽根、福田元首相の群馬3区でのトップをかけた選挙戦を群馬の人はこう呼んだ。 なんと小渕元首相も群馬3区だったのだ。群馬県民にはものすごいイベントだった)。

 

・上州家電戦争、ヤマダ電機(群馬県前橋市)、コジマ(栃木県宇都宮市)が北関東を舞台に、「コジマさんより安い」。「ヤマダさんより安い」とお互いを名指しで繰り広げた家電の安売り合戦を称して上州の人はこう呼ぶ(1994年頃~)。比較広告という概念がまだ一般的で無い時代の出来事だったので、訴訟まで起こす壮絶なものだった。 おかげで家電は安く買える。近年、両社の争いは、ケーズデンキ(茨城県水戸市)も加え、三つ巴状態で、西日本にも拡大してきており、関西ではその影響をもろに受けて閉店吸収される中堅の家電量販店も出てきている。 

博多どんたく、山笠など。 全国的にメジャーな祭りが目白押し。い

地元の有名人

BOØWY(氷室京介、布袋寅泰、松井恒松が高崎出身)、篠原涼子、井森美幸

特にリバプールとかなんだというのは無い。

チェッカーズ、松田聖子、森口博子
妻の主張だと博多は東洋のリバプール。

 国際都市度?

6世紀ごろの古墳から当時中国大陸にしかいなかった馬を育てていたことが分かっている。 群馬県から埼玉県にかけて畿内に匹敵する古墳があり、当時の大和王権とのつながりがあったことが近年研究で分かった。

近年では、群馬県伊勢崎市は東部浅草線の終点にあたり、この沿線は第二次世界大戦時からこら繊維業や飛行機の機械部品の工場が存在していた。 オイルショック以後オーバーステイの外国人労働者が職を求めて東武伊勢崎線に沿って移動、多くの外国人が伊勢崎に集まり始め、日本で初めてのモスクが伊勢崎にできた。日系ブラジル人の国内就労が緩和されて以降、ブラジル系移民も伊勢崎市周辺に集まり、伊勢崎の外国人比率は7%、大泉町に限定すると20%外国人で、ブラジル大統領の在外投票所が設置されるなど国際化している。

 古代よりアジアへの窓口として栄えてきた。太宰府や防人など昔から教科書で日本の玄関とした役割を担ってきた都市。