ラムセスヒルトンから見るカイロタワー


<カイロタワーとラムセスヒルトン>


カイロで宿泊したのはラムセスヒルトンホテルでした(写真右のビル)。 ラムセスの名を冠するだけあり、なんとも立派なホテルでした。
で、左側に見えるのが、カイロタワーです。


タワー。 自分のHPにコーナーを設けるくらい好きなタワーですが、行く時間が無いのと、夜行って、事故にでも巻き込まれては、多方面に迷惑がかかるので、自重してホテルのベランダから眺めるにとどめました。


<宿泊した部屋のベランダから>


<望遠で拡大>
近年のデジカメの性能の良さには驚かされますが、望遠で拡大したら十分きれいな写真が取れました。市内に舞う砂塵による霞みも、Photoshopでコントラスト調整を行うことで、きれいに除去でき、くっきりとしたカイロタワーの画像(右)が得られました。

神戸のポートタワーを思い起こさせるような網目状の外装部を持ちながら、ポートタワーと違った直線的なデザイン。上部がちょっと広がっているデザインは、エジプトで広く栽培されている、ナツメ椰子をデザイン化したもとと感じました。 これを蓮をデザイン化したものと説明しているWEBページもありますが、蓮のデザインはハトシェプスト女王葬祭殿の柱ののようなデザイン(下写真)で、そらないはずと思います。パピルス(開花)とすると花の下にガクに当たる段差をデザインするはずなので、やはりこれは椰子だと私は思います。

<ハトシェペスト女王葬祭殿の柱>

ハス(お椀形)+開花パピルス(上部)という
上下エジプトの象徴を統合したデザイン
ツアーの中でもナイル川側にベランダが無い部屋の人もいたので、きっと神様が私のタワー好きに免じて、カイロタワーが見れる部屋をあてがってくれたのでしょう。