エジプト

<プロローグ>
妻から、「ハネムーン以来10年、海外旅行に連れて行ってもらっていないわ!あなたばかり海外に行ってずるい!」といわれました。 確かに、ハネムーンでモルディヴに行って以来、夫婦で海外に行くことはありませんでした。 しかしそれは、普通のサラリーマンなのでごく当たり前なのでは?と思うところもあるし、あなたばかりと言われても、出張で仕事だし、そんなに頻繁に行くわけでも無いので、半ば言いがかりと思いましたが、結婚して10年目だし、思い切ってどこかへ行ってみようかと決心しました。
で、頭に思い浮かんだのが「エジプト」の4文字でした。 やはりピラミッドをこの目で見てみたいという思いと、10ウン年前に、「休みを取ってエジプトへ行こうかな。」と実家で話したものの、忙しくて行けなかったところ、両親がエジプトに興味を持ち行ってきて「早く行ったほうが良いよ。写真で見るのより、かなり崩れてきているよ。」と言う母の真顔の説得が、私をエジプトに突き動かしました。 (日本人10名を含む63人が死亡したルクソール事件の直後にもかかわらず、行こうとする両親に対して、「危ないから気をつけてね。乱射の前に英文で声明文が配られたらしいから、そう言うのがあったら逃げてね」と言うと、「根岸先生(:私の恩師で元英語の教諭)も一緒一緒だから大丈夫」といわれたので、英語がわからずに死ぬことは無いかと思ったのを覚えています。)

肝心の妻からは、「なんでエジプト?あんたが行きたいだけっちゃないと。(博多弁で)」といわれました。
<旅行会社を選ぶ>
そんなに長く休みは取れません。 が、沢山の観光地を見たいです。個人でぷらっと出向いて気楽な旅と言うのも良いのですが、期間が短いし、動き回るのは交通機関がさほど発達していないエジプトです。 ここは大手の旅行会社のツアーに参加するのが良いでしょう。
調べたところ、JTBの「今度の週末はエジプトへ(6日間)」というツアーを見つけ、これに参加することにしました。
1日目
関空に集合
なんと初日は空港に集合するだけ!
2日目 関空発->ドーハ経由->ルクソール着
ルクソール東岸観光
カルナック神殿ルクソール神殿(夜)を見学
3日目 ルクソール西岸観光
(ナイル川にかかる橋を渡って西岸へ移動しを観光しました)
メムノンの巨像王家の谷ハトシェペスト女王祭殿
ヨット部の私も驚愕ナイル川の帆掛け船ファルーカ
寝台特急アベラでカイロへ
4日目 カイロ着、三大ピラミッド、クフ王のピラミッドへ入場
スフィンクスが見ているもの
ダハシュールの赤のピラミッドと屈折ピラミッドラムセス2世の巨像
ジェセル王の階段ピラミッド ナイル川クルーズ
5日目 ラムセスヒルトンから見るカイロタワー
エジプト考古学博物館
6日目 カイロ空港->ドーハ->関空
最終日はやはり関空に戻るだけです。 明日から仕事だ。
<エピローグ>
無事テロにも巻き込まれずに戻ってきたエジプト旅行でしたが、戻ってきて以来、テレビでエジプトの特集番組がが放送される毎に、夫婦で見て、「ここ行ったね。」などと話しています。 日本のテレビ局は何かとエジプトの特集が多いような気がするので、夫婦で行っておくと共通の話題として会話が増えます。夫婦で行くにはお勧めの観光地と思います。

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